防災アプリは有名なものが安心

おすすめ防災アプリ

防災の備えは「ハザードマップを読むこと」と「防災アプリのインストール」でほとんど完了します。あなたに必要な防災の備えが何か、災害が起きたらどうするべきかを知ることが最優先です。

お金を出すような備えは後で構いません。何が必要で不要なのかが判断できてから、初めて必要最小限の防災グッズをそろえましょう。

防災アプリは有名なものが安心
防災アプリは無料で有名なものを
防災の備えは
無料のものから始める
  1. 自治体発行のハザードマップを読む
  2. 無料の天気アプリをスマホに入れる
目次

防災アプリ【最低限編】

防災アプリとして必須のアプリはお天気情報アプリです。台風の接近はもちろん、降雪や地点の風速なども細かく見ることができます。

防災アプリの基本はお天気アプリ
筆者が愛用しているのは
ヤフーのお天気アプリです

昔からヤフーの天気アプリを使っていたので、今でも愛用しています。避難所の開設時にはこのアプリの雨雲レーダーや警報・注意報発令情報を注視しています。

天気予報は5地点まで登録できるので、自宅や勤務先、実家などを登録しておくと便利です。わたしは釣りが趣味なので、他府県の釣りポイントを登録しています。

ヤフーの天気アプリ
ヤフー天気アプリの
雨雲レーダー画面

お天気アプリはウェザーニュースなども有名です。どれも基本的には無料で使えるので、好みのもので十分です。

ただ、カワイイだけのお天気アプリは性能が不明確なので、メインの防災アプリとは使い分けることをおすすめします。

防災に役立つ天気アプリの条件
  1. 雨雲レーダーがある
  2. 台風予測が見られる
  3. 降雪予報が見られる
  4. 地震速報の配信
  5. 津波速報の配信
  6. 竜巻発生の配信
  7. 避難指示情報の配信

防災アプリのおすすめ3本

緊急速報やJ-アラートなどはアプリがなくともプッシュ型配信なので誰でも受信できます。しかし、出張先や旅行先、帰省中に災害が発生したら、避難所ハザードマップを見ることができません。

以下のアプリがあれば、自分が今いる地域の避難所やハザードマップをアプリ上で見ることができます。入れておいて損はありません、Wi-Fiがつながる場所でインストールしておいてください。

防災リスマ

全国のハザードマップが見られる

防災リスマというアプリがあります。全国のハザードマップが見られる高機能アプリです。iPhone版のみリリースされていますので、アンドロイドスマホの方は次に紹介するアプリ(防災情報全国避難所ガイド)をご覧ください。

防災リスマ
マップアプリのように使える

このアプリだけでハザードマップ、自治体情報、災害履歴などを見ることができます。

防災情報全国避難所ガイド

防災情報全国避難所ガイド
今いる地点周辺の避難所が見られる

位置情報を使うことで、今いるエリア付近の避難所が自由に見られます。

全国の避難所が見られるので、いつでもどこでもすぐに見られることが最大のメリットです。旅行先、出張先でも地震があったときなどに便利です。もちろん無料で使えるアプリです。

災害伝言板アプリ
安否確認情報も使える

また、災害掲示板機能もあるので、家族のスマホにもインストールしておくと安心です。子供が修学旅行に行く前など、機会を見つけて使い方を教えておくと良いでしょう。

お薬手帳アプリ

避難所で困るのは処方された薬がなくなることです。

お薬手帳を持ち歩いていれば良いのですが、避難時には薬を持ち出すのが精一杯だと思います。

お薬手帳がなければ、診察が必須となるため、常時服用していた薬が手に入りづらくなります。アトピーや気管支炎など、薬がないと待ったなしで症状に悩まされることとなります。

紙のお薬手帳をやめて、アプリのお薬手帳に変えましょう。調剤薬局でもデジタル化が進んでおり、お薬手帳アプリにQRコードを読み取るだけでスマホの中にデジタルお薬手帳が手に入ります。

お薬手帳アプリも防災アプリ

スマホのお薬手帳なら紛失の心配がなく、かさばることもありません。わたしも持病があるので毎日服用する処方薬がありますが、お薬手帳はアプリにしています。

スマホさえあれば避難所生活となっても調剤薬局でいつもの薬が手に入るのです。お薬手帳も防災アプリといえるのです。

お薬手帳は調剤薬局で聞いてみてください、すぐに登録して使えるようになります。

防災に強い通信手段はSNSアプリ

SNSは防災に強いと言われています。大地震など全国に知らされる災害が発生すると、家族や友人に電話をしてしまうのが人のココロ。しかし被災者同士の通信はつながらないのが通常です。

同じエリア同士で電話が繋がらない場合は実家の父母に伝言を頼むなどといった三角連絡法が有効です。

三角連絡法
三角連絡法による安否確認

しかし、消防や救急、自衛隊、自治体も災害復旧のために災害無線だけでなく、電話回線も使います。もちろん、火事や救急要請のために被災者からの電話使用も一気に増加します。

一般市民が大量の電話通信を使ってしまうと、災害復旧が遅れてしまいます。このため、一般回線を制限し、災害用の通信回線を確保することになっています。

結果として、家族の安否確認の電話が繋がりづらくなります。

データ通信回線は非常時でも使える

データ回線は、大災害発生時でも電話回線より自由に通信できるので、LINE(ライン)などの通信が有効です。

避難所に無料Wi-Fi回線が配備されたりすれば、職場のLINEや政府のツイートを見るなどもできるので、おすすめです。

また、同じ情報ばかりのテレビニュースよりもツイッターなどの個人が発信する情報のほうが、多様性があり、現実を知る手段として有効といえます。ただし、SNSではまったくのデマが流れる可能性があることは知っておいてください。

マイナポータルも防災の備えになる

マイナンバーカードで公金受取口座の登録健康保険証の登録はしましたか?

公金受取口座とは、災害助成金などの申請時に免許証などの身分証明書や、金融機関のキャッシュカードのコピーなどの提出がなくても手続きできるようにするため、事前に受け取りたい口座を登録するものです。

公金受取口座の登録は防災への備えになる
マイナポータルも防災アプリと言える

例えば大災害時、対象地区の住民に一律10万円の助成金を申請がなくても給付する場合になどに活用することが想定されています。

健康保険証登録も、処方箋データと連携されるようになると、どの病院でもかかりつけ医なみの医療サービスが受けられるようになります。

自治体のホームページもブックマークしておく

大災害の発生時、市区町村がどれだけ迅速に補助金や給付金を準備しても、住民に伝える手段はホームページや公式LINEといったデジタル通信以外では行き届きません。

被災してからではなく、すぐにスマホで住んでいる市区町村の公式ホームページや公式LINEを登録しておきましょう。大災害時に必ず役立ちます。

京都市防災ポータルサイト
自治体によっては、災害専用のページも公開している

災害前にぜひとも登録しておきましょう。

高齢者と子どものスマホにも入れてほしい

高齢者などは電話は使うものの、ホームページの閲覧やアプリを使うことに抵抗のある人が少なくありません。

高齢者も防災アプリが使えるようにする
両親のスマホはあなたが設定してあげましょう

少なくとも、よほどデジタル機器に良い印象がなければアプリのインストールやホームページのブックマークなどはよくわからないといって敬遠しがちです。

実家に帰省したときは、ぜひご両親のスマホを奪って、すぐに防災関連アプリをインストールし、自分のスマホと連動できるかチェックしておいてください。

とにかく、面倒な部分はあなたが設定しておくことが先々の安心を大きくし、あのとき設定しておいてよかったと思うことになります。

防災アプリは雨雲レーダーつきのお天気アプリが最優先

防災アプリをどれかひとつ選ぶとすれば、迷わずにお天気アプリです。

お天気アプリさえあれば以下の情報が手に入ります。

  1. 台風進路予測
  2. 緊急地震速報
  3. 河川氾濫危険情報
  4. 津波速報
  5. 注意報や警報発令

もし、お子さんや高齢者のスマホにインストールするなら、お天気アプリを最優先にしておきます。

毎日お天気をアプリで確認する習慣を身につけることで、緊急速報の見方も自然と身につきます。ぜひインストールして置いてあげてください。

\シェアお願いします/
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次