防災基礎知識– category –

防災の備えは、災害ごとのリスク、対応、避難計画の検討、家族への周知、そして間違った決定をしないための情報収集から始めることが効率的です。
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暴風発生時の避難方法|移動しないことが最大の避難
暴風時の避難方法は2通りあります。自宅の場合は外出しないこと、外出中は帰宅しないことです。建物の外にいることが危険なので、外出先から無理に帰宅しないことが防災につながります。 暴風雨は濡れることよりも飛散物が危険 暴風警報が出たら避難する... -
土砂災害の基礎知識|土砂災害は長雨の後に発生する
土砂災害は、台風や線状降水帯による長時間の降雨で発生する災害で、がけ崩れ、土石流、地すべりに大別されます。 台風が通過した後も土砂災害警報だけが解除されないのは、山に降り注いだ雨が地中に浸透しており地表面が柔らかく、重くなっているため。晴... -
土砂災害に対する防災のヒント|知っておくべき知識と予兆
土砂災害の防災は、土砂災害危険エリアを把握することに尽きます。暴風や大雨のように自宅避難ができる災害ではなく、地震や噴火のように、危険エリアから素早く離れることが最大の防災行動です。 土砂災害の避難は車が適切かは要検討 土砂災害警報が出た... -
土砂災害時の避難方法とは?|早めに避難所へ移動しておく
土砂災害警報の発令時は、様子を見る必要がありません。土砂災害は目に見えないうちに進行し、瞬時に発生するので様子を見ても専門家でない限り判断がつかないからです。警報発令時はとにかく早く避難所へ向かいましょう。 土砂災害警報がでたらどのタイミ... -
一般火災(A火災)の防火知識|火事の発生原因TOP3
一般火災(A火災)は、燃えるもの(紙など)と熱源(炎など)で着火し、酸素と燃える物体がある限り燃え広がり続けます。住宅街の火災はもちろん、山火事などの自然火災も「燃え広がる」ことが危険です。 火災は夕方6時から早朝にかけて発生しやすい 一般火災の... -
薬品火災・油火災(B火災)の防火知識|水をかけてはいけない火災
薬品火災・油火災の特徴は、可燃性の液体そのものが燃えることです。燃えている液体が広がれば、一気に火災は大きくなり、逃げることもままなりません。また、薬品や油火災は大量の黒煙や有害ガスを発生する傾向があるため、素早く風上へ避難することが重... -
電気火災(C火災)の防災知識|地震発生後は要注意
電気火災(C火災)とは、電気機器の能力を超える電圧によって加熱し、発火する火災です。能力以上の電流は過電流(かでんりゅう)と言い、通常は過電流が発生したときに電流を遮断するように工夫されています。 遮断方法は、ヒューズ(車製品など直流電源に使用... -
火災に対する防災のヒント|燃えるものの取り扱い
火災は燃えるものがあるから発生します。燃えるものを減らす、燃えないように工夫する、燃やされないように注意するといった事前の備えが火事を抑え込むヒントになります。 火事のとき、どうやって避難すればいいか家族に説明できますか?あなたが正しい避... -
火事の避難方法|絶対に忘れてはいけない避難手順
火事を発見したときに最初にすべき行動は周囲に知らせることです。火事は自分ひとりでは対応できないだけでなく、周りの人にも避難を呼びかけることが重要です。伝えることで家族や近隣住民や会社の同僚の命を守ることに繋がります。 火事の初期対応は次の... -
消火器の正しい使い方をおぼえていますか?|初期消火の基礎知識
消火器の正しい使い方は、風上に移動して炎の根本をねらって噴霧することです。 今回は、正しい初期消火の手順を基本編と応用編に分けてお話します。 あなたも何度か消火訓練に参加したことがあると思いますが…忘れてしまいますよね。ぜひ、ここでおさらい... -
火災保険の確認|意外な落とし穴と保証範囲
火災保険に入っていますか?基本的な火災保険でカバーできる範囲には限界があり、地震は対象外です。災害にあってからカバーできてない事に気づかないよう、事前の確認確認が必要です。 火災保険は万能じゃない 新築の一戸建てなら、住宅ローンを組むとき... -
地震保険の確認|日本ならではの税制優遇で意外と安く加入できる
火災保険では地震には対応できません。また地震保険は火災保険に入っていないと入れません。何より、地震保険は年末調整で還付される特典もあるので入らない理由がありません。 地震被害は火災保険では保証されない 建物の被害は火災保険でほとんど保証さ...